聚楽園大仏を次の世代に伝える会聚楽園大仏を次の世代に伝える会

聚楽園大仏を題材にした作品

南方の秘宝

小酒井不木を中心に、江戸川乱歩、国枝史郎、長谷川伸、土師清二という5人の作家(翌年に平山蘆江が加わり6人)によって1927年に結成された同人グループ「耽綺社」によって書かれた同ミステリー小説の舞台として、聚楽園大仏が登場します。1929(昭和4)年7月27日には映画化もされました。

大佛廻國・中京篇

聚楽園大仏が諸人の祈願に感応して立ち上がり、名古屋とその近郊の観光地を巡るという内容の、日本最初期の特撮映画です。1934(昭和9)年9月14日に公開されました。監督の枝正義郎は、ゴジラやウルトラマンで有名な円谷英二の師であり、円谷を映画の世界へ引き入れた人物。聚楽園大仏は日本の特撮映画史上においても貴重な存在です。

現在当会では、持ち去られたとされる大仏胎内に安置されていた聖観音像、すでに無くなったとされる『南方の秘宝』および『大佛廻國・中京篇』のオリジナルフィルムを探しています。些細なことでも情報を募集しています。
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